あなたが、心と心で見つめあったのは、誰ですか?
Marina Abramovic (マリーナ・アボラモヴィッチ)が ニューヨーク近代美術館 (MoMA) で行った有名なパフォーマンス。
来る人が誰でも好きなだけ無言で彼女の前に座るというもの。
忙しいニューヨーカーにそんなヒマがあるわけないとか、無言で座っているだけがどうやって作品になるのか?などオープニング前はいろんな意見があったようですが、このパフォーマンスは、
何か私たちが今・見失っていきそうな、でもとても大切なことを思い出させてくれます。
《The Artist is Present 》のタイトルどおり、彼女のプレゼンス《今・ここ に存在する》が、前に座る人が自分の魂を認められるようにしてくれる。
1年もの自身の準備期間が必要だったそうです。
参加者にとっても、何時間も何時間も列に並ぶこところから体験は始まっているといいます。
順番がやっときてセンターにでる。そして自分に注がれる周りの目、カメラ、Marina の存在。逃れられる場所が自分の内側だけになったとき、自分の内にあるものに ー たとえば孤独や痛み、愛に ー 向き合うことになるといいます。
30日間毎日8時間におよんだパフォーマンスの最後に、彼女の前に座ったのはMoMAのキュレーター Klaus Bisenbach
彼は、Marina のパートナーでもあった人。
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相手は自分をうつしてくれる鏡だとしたら・・・
観えているのは、自分の中にあるもの、魂のようなもの。
フェイスブックやラインなどのSNSで、私たちはあたかも波のように表面では繋がっているように見えるけど、自分の内の静寂な海の深さからはどんどん遠のいているのではないかしら?
大波になりたい、小波はダメだめだね…、と頑張りながら。
大海の底は測ることなく孤独かもしれないけど、一人ですっくと立ちふか〜く深く潜っていくと、そこに本当の喜びがあったりするのです。
テクノロジーが進化して私たちはアイフォンやパソコンを通し簡単につながりあえるけど、魂がほんとうに喜ぶのは今でも原始的な生命と生命のリアルな関わり合い。
それも、満天の星を観たり、滝の音を聴き大地に手や足が触れるときのような静寂の中で交わされるつながり。
この男性はUlay。
Marina が若かりしころ12年もの活動をともにしたパートナーで、サプライズ登場。
すべての男女の関係はいつか別れが訪れるけど、彼らがすごいところは、ゴビ砂漠と黄海から別々に万里の長城に入り、3ヶ月歩いて中間地点で落ちあい関係を終えたこと。
見つめ合う魂と魂
ほんとうにつながるのって
こんなにも美しいことだったんだって思い出させてくれます
(3分ほどのビデオですが、1分20秒あたりからUlayが登場し感動的なシーンになります
* 音声がでるので注意)
( *ちょっと解説:人の意識が、パワフルに今・ココの脳波であると、そうでない人の脳は同調しようとする動きをします。
要するに、脳同士が干渉しあい同期しようとするコヒーレンスという状態がおきます。例えばほんとうに穏やかでくつろいでいる人と一緒にいるだけで、なぜか自分もくつろげるような感じです。このとき互いの脳波が、程度の差はあるものの同期しているのです。一番わかりやすいのは、長年連れ添った夫婦かもしれませんね。)
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