ソロモンとは、フレデリック・ポンズロヴ(通称フレッド)を通して、
もたらされた宇宙的知的存在。
リコネクションの哲学は、そのほとんどが、ソロモンからの洞察に基づいていて、
エリックがリコネクションのセミナーで繰り返すまさに同じフレーズが、
Solomon Speaks(エリックの2冊目の著書) にはいたる所に登場します。
気がつかれた方も多いかもしれませんね。
ソロモンのメッセージには、
何度も何度も角度を変えながら(あの手この手で)、
明確に強調される概念がいくつかあり、その一つが、これ。
「心を寄り添わせ手を差し伸べていく(Reach Out する)」
人類は今までにどれだけ多くの平和条約を結んできても、
戦争はまだ繰り返されています。
戦争はピンとこなくても、
自分の周りを見るだけでも、多くの人々が、いろんな理由で苦しんでいるはず。
(.・・・そしてもしかしたら、あなたもそんな一人かもしれない)
■
森のイスキアの佐藤初女さんは、おむすび、で有名。
もちろん彼女のクリスチャンとしてのバックグラウンドはあるものの、
まさに、苦しむ人たちに、寄り添い手を差し伸べる側にいる人だと思います。
(食材の命が、私たちのいのちと一つになるために生まれ変わる瞬間を、
命の移し替え、と美しい表現をされているインタビュー記事はこちら)
→ 初女さんのインタビュー記事
おむすびとはホントは象徴的なもので、
彼女の愛や、憐れみの心、相手を理解しようとする心なんかがフワッとつまった、玉手箱なのかもしれませんね。
だから、初女さんのおむすび講座なんてので学んでも、
つめる愛をあなたの中で見いだせなければ、
箱開けたけど空っぽなんですけど、なんてことにもなりかねない。
母の日に子供がお母さんに作ったりするクッキーなんかも、
ポソポソでおフランス産のバターなんて使ってなくても、
おっきな愛がつまっているからお母さんはそれはもう嬉しい。
心を寄り添わせていく正しいやり方、なんてのはないけど、
それぞれが、それぞれのできることに愛を込めてしていくのがいい。
それこそ子供達のようにね。
私が、誰かに寄り添うとき意識することがあるとすれば、
相手の ”瞳の奥にあるたましい” を、見ようとすること。
決して外見の仮面に惑わされることなく、
仮面の奥にある真実の顔を見ようとすること。
(うまくいくことも、そうでもないこともあるけど、
大切なのは自分が傷つく心を恐れないで!)
そのとき、本当は、言葉は必要ないのかもしれません。
時に言葉は、真の心の思いを、覆い隠してしまったりするから・・・。
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以下2つの質問は、ロサンジェルスで開催されたソロモンスピークスのワークショプ時に、参加者がソロモンに投げかけたもの。
心を寄り添わせるということの、洞察を深める助けになれば嬉しいです。
余談ですが、ソロモンは、質問に対する直接的な答えはくれません (^^;
(チャンネリングのメッセージとは、そういうものなのかもしれないけど・・・)
ミルフィーユの層のように、何層にもわたり、
各々がその時に必要な洞察につながれるようになっています。
■(質問)一見して痛ましい状況を、どうやって意味ある経験にできるのか?
(ソロモン)
そこからどんな価値が見いだせるのか?
子供を亡くした人をどうやって助けられるのか?
どうやって、手を差し伸べたらいいのだろう?
コネチカットの小学校で起きた銃乱射事件
(*2012年、子供20人、大人6人の命が奪われた)、
本当に残酷なことだが、そこから成長が起きる。
大切なのは被害者にならないこと。
非常識に聞こえるかもしれないが、その辛い経験から彼らは
思いやり、憐れみや慈愛 (compassion )、
そして心から理解するということを、
わかち合えるようになる。
被害者になってはいけない。
何を学べるのか?
喜び(Joy)に、変容できるものはないか?
次の人の痛みをどうやって軽くしてあげられるのか?
そんな中から、価値あるものが生まれてくる。
■(質問)
時として私たちは様々な健康上の障害を経験し、
それはあなたの選択だと言われることがある。
もし仮にそれが意識的な選択であるのならば、
良くなるという選択はできないのか?
また、意識的に良くなる選択をしてみるものの、そうならないのはなぜか?
(ソロモン)
時には、もっと深いところをみなくてはいけない。
時には、選択というのはそんな単純なことではい。
時には、地球の学びをするための、障害物競争のコースのようなものでもある。
その経験に価値を見いだし、学ぶこと。
例えば病気を克服した人たちは、そうなった当初より、
明らかに強くなっているはずだ。
彼らの本当の生と繋がるようになる。
人生には、決して楽とは言えないようなことも起きてくる。
だがそれによってわたしたちは、人間であることの理解を深められる。
例えば、戦争で子供を失うという、母親の悲惨な経験。
しかし彼女は、今しがた同じ経験をした人を抱きしめてあげられる。
彼女には、それがどんなことかわかっているので、助けてあげられる。
痛みがわかることによって、心を寄り添わせ手を差し伸べられる。
残された者の手を握ってあげること、
もしかしたらそれは彼女の使命なのかもしれない。
ロサンジェルスで開催された、ソロモンスピークスのワークショップ
真ん中の人が、フレッドさん。
彼は、参加者が160人ほどもいたのに、
私が日本から来た、ということに純粋にビックリして、
帰国後にわざわざ励ましのメールを送ってくれるような、心優しい人です。