さて今回の目的地アンテロープキャニオンはアリゾナ州セドナよりさらに車で3時間北上したところに位置しています。

アンテロープには激水によって形成された渓谷があり、そこに光が差し込むとまるでおとぎの国のような美しい色になります。

ガイドブックに載っていた写真に友人が惚れこみ、行くことに。
渓谷といっても天井があいた幅狭な洞窟のようなイメージかな・・・。
と、文章で書いてもわかりずらいと思うのでさっそく写真を。

アンテロープキャニオンの辺りはセドナのように赤土で、視界が360度開けてます。 
こんな雄大な風景をみてるとちっちゃな悩みなんか吹っ飛びます(しばらくの間は(^^;))

アンテロープキャニオンはネイティブアメリカン、ナバホ族の土地なのでツアーに申し込まないといけなくて個人立ち入りは不可です。
32ドル(約2700円くらい)を支払い、こんなトラックの荷台に詰め込まれます。
まるで売られていく牛さんのようで、乗り心地もお尻が飛び上がったりして決して良くはないのですが20分ほどのがまん。(ディズニーランドのアトラクションのようで結構楽しかったりして)

アンテロープは行くのが結構大変なので、観光客なんてあまりいないと踏んでいた私たちが甘かった。 満席になった荷台トラックが前にも、後ろにも・・・。
日本の人もいるじゃないですかぁ~。ヨーロッパ方面の言語も飛び交っている。

みんな、なんでこんな地球の果てまでくるのよ!?と思いきや実はここは(私たちが知らなかっただけで)全米第4位に入る観光名所だそうです。(1位はグランドキャニオン)

上から光が入りやすい正午はもっともっと岩肌が美しく反射します。
渓谷の長さは約50mほど、みんな写真を撮りまくってました・・・。

右手下辺りに映りこんでいるのは人の頭。
なんとなく高さがわかって頂けるといいのですが。

そして・・、この土地はナバホ族の聖地だけあってほとんどの写真にオーブがポコポコ映ってました。 気がとてもよかったです♪ (何かご利益あるといいのですが(笑))

ツアーの後は、近隣のLake Powell (パウエル湖)へ。
ここは猿の惑星の撮影が行われた場所らしく、この世のものとは思えないくらい幻想的。
(湖に浮いているのはハウスボートといって、ボートに住んで休暇を楽しむ人たちです)

アンテロープキャニオンとパウエル湖をたったの数時間でまわり、これから又10時間ほどかけてサンディエゴまで戻ります。