エックハルトトール

すべての人間は

目覚めという種を

内に持っている

 エックハルト・トール

 

バンクシアは、山火事の火の熱で硬い殻がはじけ、外に飛び出していく。

南オーストラリアを住処とするこの木の種は、

落雷などによっておきる山火事のタイミングを10年〜20年とじっと待ち続けるわけですね。

そして、火事のあとの母木はその生命を終えていく…。

 終わることによって始まる新しい物語

エックハルトトール

エックハルトトール

一人の人間の目覚めとういのも同じようなもので、

人生がもたらすあまりの苦しみや試練によって、パカッと種がはじけ

中に閉じ込められていた意識の光が木洩れはじめる

自我という、もう一つのわたしの小さな死とともに、
終わることによって始まる新しい物語。

それは10年なのか、20年なのか・・・。

あるいはやってこないのか。

エックハルトトール

すべての人の中に、目覚めの種はある

かと思うと、風にフワフワと運ばれて、飛び立つ種もあったりして。

どっちが楽そうとか大変そうとか思うけど、そもそも人生とは各々に困難なもの。

でも困難なものとして受け入れたとき、人生はそれほど困難ではなくなる

いつも思うのですが、人生は禅問答のようですね ・・・。