グーグル(google) に入社するのは極めて難しい。
毎年100万人から300万人の求職者の応募をうけつけ、採用されるのは約0.25%、名門ハーバード大学に合格する25倍の難関!

IQだけでなく、謙虚さと誠実さ、そして目の前の問題を解けるだけでなく、将来いかなる未知の問題があらわれても解決できる最高の人材だけが採用される。しかも、何ヶ月にもわたる面接期間を経て。

そんな優秀なグーグルが、2007年くらいからマインドフルネス瞑想を社員に提供し、今では5万人の社員のうちの10%(10人に1人)が実践している。

マインドフルネスのルーツは仏教瞑想だけど、宗教色やスピリチャル性も排除し科学的データも提示した瞑想メソッドとして広めたことで、どんなバックグラウンドの人もすんなり受け入れたそうだ。

マインドフルネスという言葉は、アメリカではすでに社会的に認識されていて(もちろん地域にもよりますが)怪しい受け止めかたはされません。タイムでも特集が組まれたことがあります。
すごいね、アメリカ! でも、カバーが白人の若いお姉さんだったがために、差別だと物議を呼んでしまったらしい。

time mindfulness

ヨガは本来は宗教的なものだけど、今では宗教を感じさせないフィットネスの一環として日本でも大ブームだし、瞑想もヨガのようにこれから裾野が広がっていくのかもしれませんね。日本でもマインドフルネスは、企業の仕事のパフォーマンス向上や、臨床の場でもとりいれられ始めていて、水晶玉やオーラ、悟りのイメージなどは無縁な「働き方や生き方」などと現実的に結びつくアプローチが取られています。

グーグルでマインドフルネスを広めるビル・デュアンも言うように、マインドフルネスは完全な道ではなく最初のステップであるということ。重要なのは、みんな違う人間なのでそれぞれが違う瞑想のやり方に共感していけばいいわけであって、これならできそう!と自分にあったものを見つけて続けること。

マインドフルネスでも何でもいいので、一つのやり方に少し長く取り組むと、瞑想のコツというのが掴めます。
ちなみに、わたしはこんなのをやったことがあります。

マカバ瞑想:マカバの回転方法が覚えらず・・・

座禅: 根性がないため、身体を苦しく追いこむ修行系は苦手。座禅クッションは、クローゼットの肥やしとなり・・・

(ディーパックチョプラ)プリモーディアルサウンド瞑想 :
伝授されたマントラを試したのは最初のみ。 結局方法論など何にも頼らないのが私にはあっているようで.・・・

Osho 瞑想: Oshoが編み出した数々の瞑想テクニックに限っては、純粋に効果ありだし素晴らしと思います。

超越瞑想 (Transcendental meditation):
ビートルズもやっていたことで世界的に有名。私は試したことはないですが、高額。

ヴィパッサナー瞑想:マインドフルネスのルーツ 日本は京都のセンターが有名で、周りにも参加した人が何人もいます。海外のセンターだと、ベジタリアンの食事がとても美味しいとのこと。そのうち、こもってみたいと密かに計画中なのですが、やはり(根性がないので)京都は気持ちいい季節にいってみたいかなとも・・・

瞑想って何?というのがとてもわかりやすいビデオ。 アンディ・プディコムについてはまたの機会に!

アンディ・プディコム
必要なのは10分間の瞑想だけ (youtube 字幕付き動画)