人生は、大団円(だいだんえん)。
劇などでは、最後の場面はめでたしめでたしで解決がつくということ。
英語だと、ファイナルカーテン。
「今が幸せじゃなくても最後は万事めでたしだから、
何か不満があるとしたら、それは途上にあるということを覚えておいて・・・。」
そんなテーマの映画が、
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」
(The exotic Marigold hotel)
人生の終盤を迎えた、それぞれに事情を抱えた男女7人が、
インドを舞台にファイナルカーテンに向かってすすんでいく。
共感したり気づかされたり、
イギリスの名優たちがポロッという台詞に人生の深遠さがつまっていたり。
“またがんばって生きてみようかなぁ・・・”
という力をくれる映画です。
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4月から、
リコネクションのアソシエイト・インストラクター(Assosicate Instructor )
のトレーニングに入るため、モントリオールに行きます。
その後は、通常のセミナーも入るので、
いろんな意味において人生で一番なが〜い1週間。
(でもきっと愛でいっぱいの1週間だと信じているけど ^^ )
2月は、選考のための提出課題を仕上げるため、黙々と歩き続ける日々でした。
「星の旅人たち」(The Way) という映画(これもおすすめ!)の、
巡礼のようじゃないか、まるで、と思いながら。
(聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の初日に、嵐に巻き込まれ命を落とした息子の変わりに、父親が息子の遺灰をまきながら巡礼を続けるというお話。)
わたしの状況を知っていた数少ない人たちの、おっきな愛に支えられ、
見知らぬ遠くの存在だった人たちとの今までの出会いがあまりにありがたくて、
そして、ほんとうはもっと一緒にいたかったけど、先に逝ってしまった人たちを想いながら。
内側へと続く、心の巡礼の道を、今も歩いています・・・。
自分のちっちゃなエゴが望んでいたものを勇気とともに手放すとき、
ほんとうに自分のものだったものを見つける、そんな旅。
人生という道、そのものが命。
いままでも、そしてこれからも、生きること。
それがこの世界にやってきた目的だから。
ファイナルカーテンが、大団円が、素敵になるのは、
そこに至るまでに、それぞれの巡礼の物語があるから。
泣いて、笑って、苦しんで、人と関わって愛し合って・・・。
巡礼のイメージは何だか厳しそうだけど、
道中楽しんでも、神さまは怒ったりなんかしない。
でも、逃げないこと。
ときには恐れがやってくるけれど、逃げないで歩きつづけること。
恐れを抱えたまま一歩を踏み出せば、それは、必ず愛に変わるから。
Bon voyage ! よい巡礼の旅を!
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