と、ある友人の紹介でリフレクソロジーというものを始めてしてもらいました。

巷にひしめくリラックスリフレクソロジーのイメージで、ちょいと気持ちよくマッサージでもしてもらってこよっ、と軽い気持ちで受けにいったのが間違い。

とにもかくにも痛かった。。足は臓器とつながっているので痛いところは私が不摂生しているところ、仕方ないですね、ハイ(一瞬)反省。

先生はこの道20数年のミケランジェロさん。イタリアでは代替療法の草分け的存在でリフレクソロジーの施術は彼が教える肉体と精神が合致した健康作りのための哲学的実践プログラムの一つ。

陽気なイタリア男ののりで“はい、僕のひざの上に足あげて~”で施術は始まったのだが。

私一日中歩き回っていたのでその前に洗ってきていい?
“ダメダメ、足の匂いはいろんな情報を教えてくれるんだ”といいながらおもむろに私の足をつかんで匂いをかぎ始めたではないですか・・。

開き直るしかないですね、もう。お好きなだけ嗅いどいてくだされ・・・。

その後足指をポキポキならしたり、彼のゴッドハンド(神の手)の節の部分で足裏をグリグリとほぐしたり。
場所によっては脂汗が出るほど痛い。

イッイタイ!!!と叫んでしまったら“痛みを快感にかえるのです”とのお言葉が。
はっ?ど~やって?私にはそんな趣味はないのよっ。(と心の中で)

“人類はあまりにも痛みを恐れるようになっています、痛みを快感に変えることを覚えれば出産でさえエクスタシーになるのです”

ん~、ミケランジェロ先生が言わんとしていることはよくわかるのですが、
スミマセン私にはもう少し修行が必要なようです・・・。

ちなみに彼によると外反母趾や足のタコはエネルギーブロックの現れだそうです。

つまり、両親や、自分の感情などとうまくいっていないとそれらができるそう。
遺伝ではないので手術なんかしなくてもよくて彼のグリグリマッサージでエネルギーの滞りを何回かかけて開放すれば外反母趾は“消える”そうです。

奥が深いですね、私の外反母趾の原因であろう心の状態もぴったり当てられました。

そして彼は完全ベジタリアン(ビーガン)なので食に関してもいろいろアドバイスが。

肉や乳製品はもちろんのこと、ナス科の野菜も食べちゃいけないそうです。ナス、トマト、ピーマンなどには毒性があってすぐには死なないけどゆ~っくりと死んでいくんだよ、と。

んなっ、私ナスのトマトソースパスタ大好きなんですが・・・。

トマトの何とかという成分が小さな小さな塊を肝臓に作っていくそう。きっと科学的にも根拠があるのでしょう。

もちろん私も食には気をつけているが、でも美味しいもの食べて幸せならそれでいいじゃないか派。

フランスの医療事情は詳しくないけど彼らなんてチーズいっぱい食べて肉の塊をワインで流し込んでいるのにそれでも元気そうじゃない?

こんな事を書いていたらチーズフォンデュが食べたくなって仕事帰りにチーズをゲット。

フォンデュ鍋はないので土鍋に、グリエール、エメンタール、そしてアッペンツェラー(グリエールより大人味)という3種のチーズを600円ぐらいの有機白ワインでのばして5分で出来上がり♪(裏技で片栗粉を少しいれると材料がうまくまざります)


(包み紙がとっても可愛い神楽坂のチーズ専門店で買いました♪)

 

このままだと、ミケランジェロ先生の足裏マッサージが痛くなくなる日は訪れない気はしますが、まぁいいでしょう。