何か悪いことが起きたとき、言い換えれば、自分の人生のある側面 – 仕事や、人間関係、病気、経済的なここと – が崩壊したとき、それは宇宙に何か問題があるとか、あなたが神や宇宙から見放されたわけではないことを理解すること。
秩序と混沌の後に生まれる 高い秩序(ハイ オーダー)、そして また混沌(カオス)へと。
このサイクルを行ったり来たりするのは、人類という種が、目覚めるために必要な本質なのです。
何から目覚めるのですか?
(とあなたは思うかもしれない)
従来の文脈で言えば、眠っていないときに目覚めていること。
でも、もっと深い意味では、「思考の流れに同化しなくなったとき 」が目覚めなのです。
(悟り、とか、プレゼンス、気づき、とよばれることもあります ^^)
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ご存じのように 世界全域で起きている、集団的な大きな挑戦。
多くの人が経験するこの苦しみは、人格というエゴに亀裂をもたらします。
そうるるとスピリチュアルな教えがなくても、自我という卵の殻にヒビが入り、そこから意識という 私たちの本質である光が 木漏れ出すのです。
この過程は、人間としてここにいる経験の 必然なのです。
だから、物事がうまくいかなかったり、いわゆる悪いことが起こったりしたとき、それが意識の進化の本質的な部分であることを受け入れ、向き合うこと。
ポジティブな言葉を使えば「挑戦」、ネガティブな言葉を使えば「自分に起こる悪い出来事」。
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こんな話があります。
庭師が言いました。
「種を土に植えて、芽が出て小さな植物が生えてきて、その上にさらに土をかぶせると 植物はより強く育つ」
小さな芽が土の重みのチャレンジと向き合い、そして越えるとき、
温室育ちの植物より 存在感を放ちより強くなります。人間も同じ。
とてもとても興味深く、チャレンジングな時代を通過しているわたしたち。
いずれは大きなリセットに向かうけれど、人間が考えるようなリセットではないといわれています。
目覚めれば、外的な乱気流が内的な乱気流になる必要はなく、
世界が乱れても より内に深く進んでいくことができるのです。
そして、より多くの平和を、生き生きとした平和を、
自分の存在の本質として感じることができるでしょう