エサレン研究所はカリフォルニア州サンフランシスコの少し下に位置する
モントレイというところから車で約一時間のところにある。

180度太平洋が開けた海と山が出会う少し文明から離れた場所。
(携帯電話はつかえないらしい・・・)

年間を通して人間がもつ意識の可能性を心理学、芸術、マッサージ
(エサレンマッサージとして有名)などの多岐にわたるセミナーを
とおして追求している場所である。

7月5日からそのエサレンでワークショップを一週間ほど
受講することになりました。

エサレン研究所についてはおいおい書きますが
今回は私がここに行こうと決意した動機について。

ヒーリングやらカウンセリングという人の意識に
関わることをしていると源である自分の中に
問題がある時いいセッションというのは
提供できません。

たとえばクライアントの人に両親との未完了の問題があり
同じ問題を自分でも抱えていれば、そうそうそうなのよ・・・!!!
と同調してしまう、というような。

セッションにおいて大切なのはあくまで中立でいるということ。

よく相手のもっている重いエネルギーなどをかぶらない?
って聞かれるのですが相手の問題を自分の未解決の
問題と混同しなければそんな事はおきません。

中立でいて、相手に対して自分の価値観からくる判断、
決めつけをしないこと。 そしてそこには愛情思いやりからくる
つながりや尊敬も存在すること。

これって日常における人とのかかわりにも
考えさせられることかも。

アメリカの精神科医、セラピストはプロとして活躍していても
一月に何時間かは(州によって違ってくる)
たとえ問題がなくても自分もカウンセリングを
受けることを義務付けられているそうです。

そうすることにより自分の中をつねに
クリアにたもつことができるのでしょうね。

私もエサレンで自分の中をもっときれいにして
ワークショップで得たものを
少しでもこれから出会うクライアントの方々に
還元することができればいいな・・・と思います。