どちらも大統領の職務につくには高齢であり、ヒラリーさんは特に深刻な健康上の問題を抱えての今回の大統領選。

投票時は誰にみられるわけではないので、表面ではヒラリー派に見せかけながら実は根深い政治不信や米国経済に鬱積を持つ多数がトランプ氏に流れた、とか、いろんなことが言われていますが・・・。

一国のリーダーの人格としてはショックな結果なのかもしれないけど、どちらかを善・悪にわけて非難するより、実はこの中から生み出される新たな流れに期待する人たちもいる。

要するにこのカオス(混沌)的ショックな状況から4年後に生まれる大統領が真の意味で重要であり、今回はどちらが当選してもさほど変わりはなかったと。

個人レベルでも、同じことが起きているのかもしれません。

混沌をなかったことにする、傷んだものを元に修復すればOK的な意識は、もうあまり機能しなくなってきているのではないでしょうか?
私たちの次の進化のステージは、混沌からから新しいものを生み出そうという気持ちや情熱がより加速度的に求められているようです。

宇宙にはそもそも良いも悪いもなく、すべが混沌(カオス)の中に存在しています。
そのカオスの多様性の表現そのものが私たちでもあり、こっち側で、あーだこーだと苦しんだり、喜んだり、気づいたりしながら、新しい意識のデザインを生み出しているのかもしれません。もし夜明け前の一番暗い中にいるならば、少し立ち止まってうずくまってもいい。

でも準備ができたら、(知っている中の)どちらにしよう?ではなく、未知の中から生まれようとしている新しい希望、第3の道を進むことに気持ちをむけてみると案外スルッと抜けられるかも。

混沌とは変わるために顕れているチャンスであり、自分にとって本当に必要なこととそうでないことを ”わかる” きっかけにもなります。
・・・真の友は残りそうでない人は去るようなこともあるけど、それもまたOK。

「すべてが崩れそうになってもあきらめないで、やがて闇はかならず明けていくから」

と、今井美樹さんも、Piece of my wish で歌っているじゃないですか (^^)