喜びの歌

ベートベンの交響曲第9番 Ode to Joy – 歓喜の歌- は、このように始まります。

(日本では、年末のイベントとして定着しているので、リズムを聞けば知っている方も多いと思います)

Joy, beautiful spark of God
Daughter of Elysium
we enter, drunk with fire
into your sanctuary , heavenly (daughter)
your magic reunites
what custom strictly divides
all men become brothers
where your gently wing rests

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喜び(Joy )は、神の閃光であり、(ギリシャ神話の)エリュシオン- Elysium  の娘である。
喜び(Joy) は、エリュシオン という神々の至福の国より生まれる。

喜び (Joy)が、人間たちの地上での分離を、再び繋ぎ、統合してくれる。

喜び(joy)が、擬人化(神さまを人間のようにしちゃうこと)されています。例えばギリシャ神話の美の象徴はアフロディーテだったりするわけですが、彼女の生まれは海の泡だったりするわけです。

《歓喜の歌》の前奏部分は、欧州連合(EU)の公式の賛歌にもなっています。
国境や人種、悲惨な歴史を超え、人を再びつないでくれるのは喜びという名の神さまなのかもしれません。

こちらの《歓喜の歌》のビデオは、 Sabadell というスペインの銀行の、いわゆる宣伝のための企画ものなのですが、
それでも何も知らない観客たちが、予期せぬサプライズで笑顔になっていく様が感動的に伝わってきます。

まさに人種を超え、人々の瞳に、ポッと、キラッと、暖かな光が灯っていくそんな魔法の瞬間
喜びの神の閃光とは、この《ポッ》みたいなものかもしれませんね。

 

満月とクリスマスと、Joy

今夜は、満月とクリスマスが一緒です。
前回は1977年、次は2034年。

38年前のクリスマス、あなたはどこで満月を見上げていましたか?
今はもう旅立ってしまった人と一緒だったかもしれませんね。
そして19年後の、クリスマスと満月がまた一緒になる時、どこにいるのでしょう・・・。

そのころは、もう少しだけ人類が、喜び (Joy !) でつながっているといいですね!
どうぞ良いChristmas を!

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