エックハルト・トールの本の中に、とても可愛い瞑想のやり方があるので紹介しますね。

頭の中で繰り広げられるおしゃべり(思考)や湧いてくる感情に、自分で “一時停止ボタン“ を押せるようになればしめたものです♪
コツは、あまり瞑想というものを難しく真面目にとらえないで、楽しむことでしょうか。

エックハルト・トール

ネズミが穴から出てくるのを待ちます

自分の中で言ってみます。「次にどんな思考がわたしに出てくるのだろう・・・」

ネズミの穴を、全神経をつかってジーッと見つめる猫になったつもりで、
・・・見つめます・・・。

(*つまりここではネズミが、思考のことです)

目を閉じておこなってもいいし、開けておこなってもどちらでも。
ただ、個人的には目を開けたまま、壁にネズミの穴を想像するほうをオススメします。
瞑想とは、何時から何時までスケジュールに添って目を閉じるのではなく、日常の生活の中で生きることそのもの状態でありたいので。

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待ちます・・・

ジーッと注意深い状態で思考を見張っていると、飛びだしてこないのがわかりますか?
もし飛び出してきても、おいかけないで放っておくのがポイントです。
次なる思考を見張りましょう。

一点に集中していると呼吸も止まってしまうので、自然のリズムで息をすることを忘れずに。

 

Guardians of Being (P54 –  P55)
Words by Eckhart Tolle
Art by Patrick Mcdonnell