地球よりちょと小さいユートピアの星

200年ぶりに地球の様子を視察するために、誰を送るかが話し合われている場面が映し出されます。地球は、まったく人気がないので誰も行きたがらないのですが、そこに、母親が地球人だったミラがボランティアとして立候補します。

最後にこの星から視察を送ったときはナポレオンとかの時代でまだ貨幣があり、食べるためにお金が必要ってまだそんなことやっていたんだよ、なんて会話がかわされています。

このユートピアの星で、戦争や貨幣制度を経験したのは遥かなる昔で、人々は200年近い寿命があるようです。

進化を遂げたであろう彼らの生活はSF映画にありがちなハイテク環境は全くなく、アボリジニ(映画にも登場する)や、縄文時代のような大地や自然と一体になった美しい緑の地で暮らしているようです。
個々のエゴから何かを作り出すのではなく、つながった意識のもと共同創造している感じでしょうか。

でも、ミラが地球に派遣されていくときは、ちゃんと次元移動するような乗り物でパリに出没するので、技術は持っているのでしょうね〜。

ミラは、パリで人々がエゴからミアに接したとき、彼らが素の自分自身に戻るための、(恐らくエゴの?)切断 disconnection をすることができます。

要するにエゴが切断されたとき、在るがままの人間の本質というのが顔をだすのだと思います。

リコネクションは、本質と繋がること reconnection なので逆に思えるけど、異なる視点から同じことうを言っているわけです。

エゴを切断して- disconneciontして、本質が残るか。
繋がって - reconnection されて、本質から生きるか。

ん? なんかこんがらがってきましたね。
映画ぜひ観てください !

美しき緑の星

食料はみんなで交換

美しき緑の星

この乗り物で次元移動

美しき緑の星

テレパシーで会話中

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茹でガエルというのがあって、カエルは水の状態からゆっくり水温を上げていくと、熱湯になっても気づけないというお話なのですが・・・。

今人類が置かれている状況も同じかもしれません。
茹で上がってしまう前に、何かがズレておかしくなってしまったことに気づける、そんな映画かもしれません。

ミアが “切断“ をすると、軽いショック状態になる人もいます。
リコネクションではそのようなことはないのですが、リコネクション体験がある人は心と身体がブルブルっとなるような感覚が、もしかしたら重なるかも?

映画のリンク先

フランス語の原題は、La bella verte (英語は、The beautiful green )
1996年の作品です。10年も前にフランスではこんな映画が作られていたのですね。

英語の字幕版。日本語字幕より、訳されている情報量が多いです。
日本語字幕版:fc2の動画