ニューヨークにある、知る人ぞ知る美術館。

Nicholas Roerich (ニコライ・レーリッヒ)美術館。
チベットや、ヒマラヤを描き続けた、ロシアの画家、そして思想家でもある。
彼がつむぎ出す深い青は、地球そのもののようで、
心が疲れたとき私は、彼の作品をみて、ほっこり癒されている。

人類最初の宇宙飛行士が言った、“地球は青かった“ というのは有名だが、
“まるでレーリッヒのブルーのようだ“ とそのあと続けたという、逸話があるくらい。

レーリッヒはまた、レーリッヒ条約の立案者。
戦時下において、交戦国が互いの国の文化財を保護することを取り決めた条約。
第二次世界大戦中に、京都、奈良が破壊されなかったのは、
レーリッヒ条約のおかげだそうです。

没50年以上経っているが、レーリッヒへの関心は近年世界的に高まっている。
今になってやっと、彼の平和の思想が理解されるようになってきたのでしょうね。

ん・・・、作品を眺めながら、
ヒマラヤに行ってしまいたくなってます(笑)

お気に入りの一つ、“star of the hero ”

http://www.roerich.org/index.html
(美術館のリンク、
沢山コレクションがアップされているので、ホッコリしたいときお薦め)